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滅菌作戦
ﾊﾞｲｵ3で感染拡大阻止のために行われたラクーンシティへの核攻撃作戦。公式には「気化爆弾による滅菌作戦」とあるが、1発で市全体を吹き飛ばす破壊力と爆発の規模、そしてミサイルに
搭載されていたと言う運用方法からして、ラクーンに落とされた物の正体が核である事は間違いないと思われる。
燃料気化爆弾は通常パラシュートを用いる事によりゆっくりと降下し、その間にエアゾール化した燃料を散布、
空気との混合率が丁度良くなるタイミングで点火し周囲に存在する歩兵や車両など、ハードカバーに守られて
いないソフトターゲットを殺傷する目的の兵器であり、効果範囲も精々数百m程度であり都市全体を一撃で破壊
するなど到底かなわない、また効果的な運用には前述の通り低速で降下させる必要があるため、ミサイルに搭載
して運用する事などまずありえない。
(例外的にイスラエル製の地雷原啓開用ロケットに搭載された小型気化爆弾が存在する、これは通常の気化爆弾が
地表に存在する車両や兵士、低空を飛行するヘリコプターに至るまで広範囲の目標の破壊を目的としているのに
対し、地雷原啓開用途であれば地表だけを吹き飛ばせれば良いからだ)
ただし、核の運用も地表に着弾してから弾頭が炸裂するのではなく、その破壊力を最大限発揮するため数百m上空で
起爆するとされるのが一般的である(地表で炸裂した場合、地形や建造物によっては威力が減衰されるため)
スターバック（2009-05-14）