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45オート

ケビンが愛用している拳銃。正確なモデル名は判らないが、アメリカでは1911(ナインティーン・イレブン)と呼ばれるピストルである。

1911は1911年にジョン・M・ブローニングによって完成された拳銃で、その時のモデル名を(US)モデル1911と言う。
軍制式ピストルになったのは1911年3月29日らしい。第一次世界大戦(WWⅠ)でも連合軍の各国に使用された。
その後、WWⅠでの経験からM1911ピストルに改良が加えられ、1926年5月17日に(US)モデル1911A1ピストルとして軍制式ピストルになった。
このM1911A1が、一般にコルトガバメントと呼ばれる拳銃であり、M1911もM1911A1も共に45ACP弾を使用する。
M1911は1905年の時点で既に開発モデルがあったので、1905年には弾丸のストッピングパワーの概念があったという事になる。
1911はデザイン、機構ともに効率的でとても優れており、開発して数年後には違法コピーの1911があちこちで開発され、その子孫は正規、不正規を問わず莫大な数である。M1911に酷似した拳銃が1911と総称されるのには、そういう背景がある。(と筆者は思う。)
ちなみに現在は、1911の商品パテントが切れているので自由に製造してOKです。

45ACPにはそれまでのメインだった9mm弾とは比較にならないストッピングパワーがあり、WWⅠの戦場から現代の事件現場まで「45口径の神話」として実話と共に人々に語り継がれている。

2004年11月現在、多くの特殊部隊でこの1911が採用されている。
例を挙げるなら、ロサンゼルスのSWATが採用しているキンバー社のキンバーピストルである。
45ACPのストッピングパワーが再び重要視されているのと、1911がいかに実戦的な形状をしているのかを示す結果である。
この現象が不思議だと言う人は、1911のガスブローバックガンを購入し他の銃(例えばベレッタM92FSとか)と比べてみれば判るはずである。
45ACP(2006-12-11)

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